「なりたい」よりも「嫌だ」を把握する

カウンセリングの中で大切なのはお客さんの「なりたい」よりも「嫌だ」という内容を把握する事だ、とも言われています。たとえば料理を食べる時にとても食べたかったものを注文してもその料理の素材や付け合せの中に一つでも自分の嫌いなものが入っていると悲しくなりますよね。ヘアスタイル同じ様な事があると思うのです。全体的には確かになりたかったスタイルに近い、だけど前髪が思ったよりも短かった、というような感じです。もしかしたらそのお客さんは眉毛が見える前髪の長さや嫌だったのかもしれません。そこを把握してなければお客さんの満足度を上げる事が出来ないばかりか、逆に満足度を下げてしまう事になるでしょう。つまり「このお客さんが絶対にしたくない事は何のか」という事を把握しておくことはとても大切なんですね。ですがカウンセリングの最初から「これだけはしないでください!」ときっぱりと言えるお客さんはほとんどいないでしょう。会話中やヘアカタログを見ている間にいかにそれを聞き出すか、という事が美容師のカウンセリングでは問われるところとなるでしょう。このお客さんが何にこだわっているのか、という事が具体的に見えてくれば、その逆を提案してみる、というのも一つの方法です。たとえば前髪の話になった時には極端に長かったり短かったりする提案をしてみて、反応を見る、といった感じですね。お客さんがヘアカタログを見ながらどのような表情をしているか、という事を把握する事はとても大切な事でしょう。おそらく興味を持ったヘアスタイルに対しては他のスタイル画像よりも長めに見入る人がほとんどです。さらに興味があれば自ら「このスタイルどうですかね?」とか「このスタイルはスタイリングが難しいですか?」などとどのスタイルに対して質問や感想を発する事もあるでしょう。そういった点を見逃さずにお客さんの好みを把握していく技量がカウンセリング時の美容師には問われる事となります。美容師がいくら「これなら良いのではないか」と思っているヘアスタイルがあったとしても、その時にお客さんの反応が悪ければそれを無理強いする事は辞めた方が良いですね。そもそも最初から印象が良くないヘアスタイルを強制された、となるとお客さんの満足度はかなり下がってしまいますし、その美容室や美容師に対する印象は悪くなってしまいます。一度はどんなヘアスタイルであれ、お客さんの好みを受け入れる事が必要です。そのためにも画像を見るお客さんの表情を汲み取る事はとても大切でしょう。美容師が自分で先導してヘアスタイルを探すのではなく、お客さんが良い表情をした時のヘアスタイルがどのスタイルなのか、という事をまずは見極めていくことが大切でしょう。転職 業務委託 求人 柏駅 スタイリスト